素材のこだわり … 熱塩加納村のコシヒカリ米

会津にこだわる太郎庵には、お菓子の素材を提供していただく多くの地元の生産者との出会いがあります。

会津にこだわる太郎庵には、お菓子の素材を提供していただく多くの地元の生産者との出会いがあります。熱塩加納の遠藤さん、長瀬谷さん、菅井さんとの出会いもその一つ。

皆さんは、2002年の「全国米食味分析鑑定コンクール」で見事に入賞を果たされました。このコンクールは、「米・食味鑑定士協会」が主催するもので、2002年は、全国約600の農家から新米約720点が出品されました。遠藤さんの生産したひめさゆり米(コシヒカリ)は、審査員をうならせるおいしさで、栄えある金賞に。長瀬谷さん、菅井さんの新米も最終審査まで残り、特別賞に選ばれました。太郎庵のお菓子に用いられるうるち米、もち米は、これらの素晴らしい農家の方々から、直接、仕入れさせていただいています。

第4回 全国米食味分析鑑定コンクール 特別優秀賞受賞米使用

熱塩加納村の生産者の皆さん

受賞に喜ぶ熱塩加納村の生産者の皆さん

賞状-特別優秀賞 米袋
第4回全国米食味分析鑑定コンクール
出品番号 186
出品鑑定士名 中田勝己
生産者名 菅井光信
郵便番号 966-0100
産地 福島県耶麻郡熱塩加納村御林
品種 コシヒカリ
栽培法 減薬
栽培法(その他) 無化学肥料
成分(蛋白) 6.4
成分(水分) 14.9
成分(アミローズ) 20.2
成分(脂肪酸) 17.6
食味値(A) 92.4
味度値(B) 89
(A) + (B) 合計点 181.4

有機農業の里で収穫される安心・安全なお米

福島県耶麻郡熱塩加納村は会津盆地の北端にある農山村で、人口3,700人余りの小さな村です。村の総面積は15,600haと広大ですが、約87%は山林原野となっており、耕地は約650haしかありません。作物はイネが中心で、有機農業の里として知られているように、この村で収穫されるお米は有機肥料100%で育てられています。加納村の稲作は昭和50年代前半までは、農薬、化学肥料を使い、より高い収量と、より高い品質を求める栽培でした。しかしこれで「いのちの糧」にふさわしい米の生産ができるのだろうかと疑問を感じ、昭和55年(1980年)から有機低農薬栽培に取り組んでこられました。


村の人々の情熱が、太郎庵のおいしさの源

村の人々の米作りにかける情熱には、頭が下がるばかりです。まず、田植の1週間後に1回だけ除草剤を入れ、その後の草取りは手作業で行うとのこと。殺虫剤やいもちのための殺菌剤は使用しません。そのため平均収量の約80%と収穫量は確実に減ってしまうそう。肥料は、切りわら、堆肥、油カス、カニ殻などで作った有機肥料を用い、微生物が生きることのできる土づくりを大切にしています。農薬を極力使わず、有機肥料100%で育てられた、安全でおいしいお米。これが、太郎庵のお菓子の素材となっているのです。