モノづくり
2012 年 3 月 14 日 水曜日A社よりB社はエアコン静かですよ。
C社よりD社はサスペンションいいですよ。
などと『企業間価格競争』してきたのが
日本のモノづくり。
消費者が何を求めているのか?
まったく考えず発展してきた30年だと言われます。
グローバルはそれを求めていません。
『新しい価値創造』が求められます。
iPhoneやiPad、iPodなどがそれです。
新しい存在価値。
グローバルに戦うには!?
新しいモノづくりの考え方が必要です。
モノとは考える力であり
構造物ではありません。
お客様がワクワクする付加価値を
『設計思想』と言います。
モノとは
存在そのものではなく、
移り変わりゆく力のこと。
それをカタチあるものに変化させること。
それが
モノです。
『モノ』を検索すると
『広義には対象を特定せず一般的・包括的にいう語であり、人間が知覚し思考し得る対象の一切。
空間のある部分を占め、人間の感覚で捉えることができる形を持つ対象。
物質・実体、または物体等。
具体的な存在から離れた
人間が考えられ得る形を持たない対象。』
ん~こんな哲学的な意味があることに
気づきませんでした(笑)
例えば『コップ』
モノに付けられた名前であり、設計情報(液体を入れて飲みやすい入れ物などと)の名前。
固有の媒体につけられた名前ではないそうです。
韓国のサムスン電子は
設計情報(モノ)を考え始めたから
世界に台頭し
グローバルになったと言われます。
東京大学の吉川良三先生は、
日本の産業と韓国の産業を卵に例えます。
自分で殻を破るとヒヨコになる。
それが韓国。
殻とは?
過去の成功体験や固定概念。惰性や利己主義、偏狭な心や傲慢。
他人に殻を割られると目玉焼きにして食われる。
それが日本。
自分で殻を破れず世界に食われる。
危機こそ
自分の見方を見直してみる。
『過去の成功体験や利己主義にとらわれた殻を自分で破る!』